モノを捨てず、使い続けることに美徳を感じる日本人は少なくないと思います。また、環境への配慮からすれば、リユースは時代に即したことだともいえます。そうした理由からでしょうか、マンションを買うとき、収納が多いか少ないか、非常に気にする方が目立ちます。また、売主側も消費者のそうしたニーズに応じて、マンション広告に「収納率10%!」などと大書している場合があります。確かに収納がどのくらいあるのかは大切な情報です。
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仮に、収納率、あるいは収納面積に全く触れていなかったら、そのマンションは検討対象から外してしまっていいと思います。ところで皆さんは、標準的なマンションの収納率はどのくらいが適切だと思いますか?収納率は収納面積を専有面積で割って導きます。例えば、収納面積が6平方メートルで、専有面積が72平方メートルなら、6平方メートル÷72平方メートル=0・083=8・3パーセントです。この8・3パーセントが収納率になります。ちなみに現状の標準的なマンションでは、8〜10パーセント程度がスタンダードの収納率です。ところで以前、ある物件の現地同行チェックをした時に販売用図面を見たところ、収納率が12パーセントとかなり高い数字を発見しました。これはすごいなあ、と思いつつ念のため計算し直したところ、案の定、収納面積の計算を売主に都合よい方法で行っていたのです。